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タマツバキ (競走馬) : ウィキペディア日本語版
タマツバキ (競走馬)

タマツバキとは日本アングロアラブ競走馬である。
== 解説 ==
フランスで活躍し、日本に輸入されたバラツケーと日本の牝馬・明美の産駒として1945年出生。半兄にミキノヒカリがいる。
1948年当時の馬齢数え4歳(現・3歳)の5月にデビューし、秋からはオープンクラス競走で活躍。1950年秋に創設された読売賞争奪・アラブ東西対抗戦の初代優勝馬となる。
1951年には当時行われたアラブ系の障害競走に出走し優勝するも、障害戦はこの1戦のみ。
1951年10月に行われたアラブ系オープンでは83キログラム斤量を背負い優勝した。これは日本競馬における最高負担重量での勝利記録として現在においても残っている。このほかに斤量80キログラム台での勝利が5度もあり、重い斤量に耐える馬であった。
現役引退戦はその年の年末に行われた読売楯争奪・アラブ東西対抗戦でこのレースに優勝し有終の美を飾る。その後種牡馬となったが、これといった産駒は出せなかった。
このアラブの戦後初期の名馬を記念して重賞タマツバキ記念が創設された。中央競馬1955年から1995年まで施行され、中央競馬でのアラブ競走廃止に伴い地方競馬へ移行し、2007年まで続いた。なお、1975年のタマツバキ記念のゲストとして当時30歳になっていたタマツバキが来場している。
タマツバキは1980年に36歳で死亡したが、これは後年、シンザンに破られるまで日本軽種馬の最長寿記録だった。墓は福島県畜産試験場にある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「タマツバキ (競走馬)」の詳細全文を読む



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